シミったれ

クミゴンがこの怖いのなに?とふすまの中から出してきた黒い服を差し出し、その上の染みを見せるのかと思ったら、紙魚だった。

ヤマトシミか。しかし、首都圏のJRに自動改札がどんどん導入されていったころ、弟とヤマトシミを飼っていた。

今目の前で見ているものは、本当にヤマトシミか?違和感しかない。もっと銀の光沢がテカテカしているか黒っぽくても背中がもっと一様な感じと記憶している。

家にいるのはヤマトシミか何シミか調べるのにいくつか本を出しているうち、『昆虫博士入門』が目にとまる。

久しぶりに開く。

索引で、ヤマトシミを探すも、ヤマトシジミの次はヤマトシリアゲだ。

本文をパラパラと。

系統樹のページにたどりつく。

シミ目2科14種。なぬ。世界で14種?日本で?チョウ目を見ると6000種。日本のことだ…。そんなに種類があるのか。

シミ目のページへ。

1枚だけ写真が出ていた。おお、これだ。

なぬ。セスジシミ。

さらにネットで調べると…どんどんわからなくなる。

(おそらく、ヤマトシジミとなっているもの、いくつは違う)

日本の屋内には4種(←下の論文読んだら4属8種となっていたのでその記憶違いかも)とも。セイヨウシミでないことだけはわかる(それは最初から分かっていたが、セイヨウシミという名前に自信がなかった)。

こんな論文もあるのだが。

日本産家屋性シミ目の同定法

猛烈に眠くなってきた。寝る。

やっぱりセグロシミかな。

セグロシミって、

分 類学 的 に は さ らに 検 討 を要 す未記載 種 あ る い は 未同定 種で あ る .

と上の論文にはある。

なんだチミは?君の名は?

同定、苦手なの。わかる方、教えていただけませんか。

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